名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

 管理者     
前田・宮口・三山

上空からの富士4景

山本 信夫

①    2016.3.21 今年最初の山行として、もう雪のない九州の百名山の一つ、九重山に登った。その機内で沼津上空にて撮影(6時40分)。

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②    2015.11.5  珍しい冬の赤富士である。名画に講釈不要、と言われるが、自分にとっても滅多とない光景なので言わしてください。冬近いのに雪はなし。左上へ影富士が伸びている、影のところが青木原樹海、右上の湖は西湖(サイコ)、頂上のみ陽の受けて赤く凛々しい姿もサイコウ、、、、

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③    2015.11.1 大島(噴火口が見える)上空から、遥かに富士山を望む、その背後は南アルプス。

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④    2007.11.19  真上からの富士山。機内窓際で立ち上がって撮影してたら、スチワーデスがとんできた。画面中央に富士の火口、下の部分に窓枠。

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南米、旅日記(その4) リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)

(最後に、サンバの国ブラジル(面積世界5位南米の半分、人口約2億)の主都、リオ・デ・ジャネイロ(人口700万)、今年のオリンピック開催地である。市内は凹凸起伏が烈しく、雄大且つ繊細な景観、見所多い観光都市と見受けられる。しかし一時のBRICsの勢いは失せ、財政難、治安、ジカ熱など難題も多い。

(山本 信夫 2016/02/20)

(注:写真をクリックすると拡大します。今までトップページやグループ活動の写真は拡大できたがブログ欄が出来ないという不具合の原因が不明でしたが、今回問題を解決しましたので本日以降のブログに適用します。2016/02/20    管理人)

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写真⑫ 海抜709m絶壁のコルコバード丘の頂に建つキリスト像(38m)はリオのシンボル、市内の至る所から見付けられる。この丘へは登山電車で登る。

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写真⑬ キリスト像の足元に押し寄せる観光客、とにかく人で混雑。頂上からは、360度リオ全体を箱庭のように見渡せる。

リオ-2

写真⑭ リオの代名詞的存在のコパカバーナ海岸(4.3km)。(筆者は朝早く(6時すぎ)ここで泳いでみた。)8月のオリンピックでは、ビーチバレーやトライアスロンなどがここで開催されるそうだが、全くその気配(準備)はまだない、市内でもエンブレムの一つも見受けなかった。

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写真⑮ もう一つの切札名所、ロープウエイを乗り継いで登る半島の奇岩ポン・ジ・アスーカル(海抜396m)から南方を望む、左上にキリスト像、右にコパカバーナビーチ。

南米、旅日記(その3) イグアス滝(ブラジル側)

イグアスはアルゼンチン側とブラジル側とではどちらが良いか、よく問われることのようだ。全体的な割合では圧倒的にアルゼンチン側が多いが、その全体を見渡せるのは、皮肉にもブラジル側からである。ブラジル人のガイドは、ブラジル側からアルゼンチン瀑布を盗み見してるんだ、と言っていた。(次回は、最終回リオデジャネイロ(ブラジル)

(山本 信夫  2016/02/17)

イグアス-1

写真⑧ ブラジル側から見たアルゼンチン側のイグアス滝の一部。

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写真⑨ 画面左端がブラジル滝、その右の奥がアルゼンチン滝の「悪魔の喉ぶえ」。

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写真⑩ ヘリツアーにて。画面で左下がブラジル、右がアルゼンチン。中央やや左にブラジル滝、中央上の滝の発端落込み部が「悪魔の喉ぶえ」。両国の展望橋も確認できる。

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写真⑪ ヘリツアーにて。イグアス全体を俯瞰。左と上がアルゼンチン、右がブラジル。見えてる滝は全てアルゼンチン滝、左下に「悪魔の喉ぶえ」。ブラジル滝は手前から落込んでいる。

南米、旅日記(その2) イグアス滝(アルゼンチン側)

イグアスは、世界三大瀑布の一つ(他は、ナイアガラ(米、加)、ビクトリア(ジンバブエ))。全長4000m、落差80mの間に約300の滝が段をなして連なり、まさに圧巻、世界一。そのうち約80%がアルゼンチン側とのこと。国立公園内の移動はトロッコ鉄道(無料)と徒歩。(次回はブラジル側のイグアス滝)

(山本 信夫 記)

写真⑤ トロッコ鉄道終点より1100mの展望橋を歩き辿りついたのが、滝の発端部の「悪魔の喉ぶえ」。物凄い怒涛と水量、足がすくむ。

イグアスの滝1

写真⑥ アルゼンチン側からアルゼンチン滝を眺む。イアスの特徴は、滝が段をなすこと(ほとんどが2段)。

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写真⑦ボートツアー。正面の男が叫ぶ「手擦りを絶対に離すな!」。その直後轟音とともに右の滝に突っ込んだ。  みんな全身ズブズブ、でも平気、外気は40℃やから。

イグアスの滝3

南米、旅日記(その1) ブエノスアイレス(アルゼンチン)

2016年の初頭にあたり、今年はオリンピックイヤーでもあるので、1月下旬4泊8日で南米を旅した。ハイライトは、世界三大瀑布のイグアスの滝、南米のパリと言われるブエノスアイレス(アルゼンチン)、今年のオリンピック開催地であるリオデジャネイロ(ブラジル)である。回に分けて紹介します。

先ずは、アルゼンチン(人口4000万人)の首都、ブエノスアイレス(人口300万人)。

街、建物が欧州風で清潔感あり、綺麗、物価は高そう(因みに、500ccペットボトルの水が200円以上)料理は大したことなし。(山本信夫 記)

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写真① 五月広場(独立宣言をした所)、正面ピンクの建物は大統領府。

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写真② 7月9日大通り。市内中心部を南北に貫く、所によっては24車線もあるとのこと。シンボルのオベリスクは高さ67m、コンクリート製。

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写真③ 街角にて。中央の白い建物はカビルド(スペイン植民地時代の行政機関)。

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写真④ 世界三大劇場の一つコロン劇場。(他は、ミラノのスカラ座、パリのオペラ座)

謹賀新年

謹賀新年
皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。今年の年頭のホームページを飾らせていただきました。
皆様もぜひ、本年もD38ホームページをご活躍くださるように管理者に代りお願い申し上げます。
富士三景をご覧ください。
写真    1 南アルプス北岳小屋より
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   2 本栖湖より(千円札裏)
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   3 最新の富士  山中湖上のパノラマ台より
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(2016/01/01    山本 信夫)
山本さんより謹賀新年として綺麗な名峰富士山の写真を投稿して頂きました。
ホームページ管理者として、年初めに総括としてホームページの閲覧状況をご報告いたします。
このレポートは、作成している無料ソフトWordPressが、”Count per Day”として毎日、閲覧数字を収集している結果です。(管理者)
ホームページの閲覧統計
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最秋、氷結の白山

10月15、16日、北陸の雄、白山に登った。白山は、2度目である。

通常西側の別当出合から登るの普通だが、東側の平瀬道(白川郷側)から登山し、下山した。こちらから登ると、途中もろに頂上付近が望める。出発時には、白山に既に初雪があったことを知っていたので、登山途中で会う人に頂上付近の雪の状況を聞くと、その人は、凍結していて頂上登山を断念したとのこと。不安がよぎる。

実際は、頂上付近は雪が多く凍結していたが、細心の注意を払いつつ無事登頂できた。

夏と違って大気が澄んでいて360度の展望に恵まれた、ただ懸命に探したが、富士の姿は見い出せなかったのが残念。    (2015/11/08  山本 信夫 記)

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写真1 白山頂上

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写真2 室堂から頂上を望む

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写真3 頂上から御嶽山を望む、三筋の噴煙あり

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写真4 ご来光 乗鞍岳(左)と御嶽山(右)の間より射す

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写真5 北アルプス遠望 左端に槍、中央に大キレット、右に穂高連峰

もう一枚の影富士

前田様、宮口様 コメントありがとうございます。
当日の頂上での大嵐を経験した者としては、数時間後の下界の平穏さとのあまりのギャップに愕然としました。富士山ではよくある現象なのかもしれません。さらに追加することとしては、外国人と、小学生またはそれ以下を連れた人々の割合がかなり多かったと感じました。しかし翌日外国人達は頂上まで登っていますが、子供づれは頂上付近ではあまり見かけなかったと思います。安全登山としては当然のことでしょうが、子供達にとっては残念だったことでしょう。
影○○は、独立峰で見られる現象で、これを撮るために登るということを聞いたことがあります。とくに富士山や鳥海山(日本海まで達する影)が有名ですが、添付した写真は2013年に登ったときのもので、どちらかと言えば、これの方が典型的影富士だと思います、参考までに。  (2015/09/21   山本 信夫記)

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初秋の富士山登山

日本の山々について、百名山とか、最近は二百名山とか取り沙汰されているが、なんと言っても日本一の山が富士山であることは誰もが認めるところであろう。

富士山は見る山で登る山でない、と言われていることは承知しているが、日本で一番高所に立ちたいという願望、誘惑に逆らうことができない。

今回で4回目となるが、諸々の都合で9月12、13日に吉田口から登ることとした。

因みに一般的には富士登山は7~8月間とされ、登山道にある山小屋の多くは9月初めには閉じるが、残ったほとんどの山小屋も今年は13日を最終日としていた。

12日9時半、5合目を出発、天候は晴れ。6合目、7合目と順調に進んで、15時すぎ8合目の予約していた小屋(標高3250m、元祖室、200人収容)に到着した。今日は超満員とのこと。16時半にはカレーライスの集団夕食、600円のビールが美味い。外に出ると風が強くなっているのが気になったが、影富士(写真3)を撮って明るいうちから就眠した。

ところが深夜、小屋主人から宿泊者全員に緊急連絡「頂上付近の天候が急に悪化、20m以上の強風と雹の嵐であり、夜中に出発する登山は中止されたい」との要請(警告)がなされた。普段であれば、夜中に出発するが、それを見合わせ夜を明けるのを待って(写真1)13日5時半に出発した。登るにつれて段々と風が強くなってくる、天上の雲も黒く動きも速くなってくる、頂上に近づくと雨、雹が横なぶりに叩きつける。7時45分、やっとのことで頂上に辿り着いた。他の山々を含めてこのような経験(8合目と頂上との気候の変動の違い方)は初めてだ。

数枚の写真を撮る(写真2)のが精一杯、ヤッケなど雨具を着ててもズブズブ。ブルブルふるえながら低体温症を心配しつつ急いで下山した(写真4)。5合目あたりは雨、風なし、青空が広がっている、レストランで暖かい汁粉をいただき、この貴重な体験を噛みしめた。来年も日本一の山に登りたいと思っている。

(2015/09/19    山本 信夫記)

ご来光
写真1  御来光

頂上

写真2  頂上

影富士

写真3  影富士

おどおどしい天候

写真4  下山途中のおどおどしい形相の天候

戦後70年の節目にあたって 

私たちは、その幼年期ではあるが、あの第2次世界大戦を身をもって体験してきた最後の年代といっても過言ではないでしょう。

戦争というものが如何なるものであるかを、どのように後世に伝えてゆくか、これは大変に大事でありますが、きわめて難しいことでもあります。

そういう時節柄、この終戦70年にあたり、必ず行っておくべきと考えたのは、あのアウシュビッツ強制収容所です。

ポーランド南部のど田舎に忽然と設けられた強制収容所(写真1)で、これが無ければわざわざ来ることはない所でしょう。

全欧州、全世界からやってくるのでしょう、すごい数のバスが駐車していました。

だけど日本人の訪問はきわめて少ない(例えば韓国人は日本人の数倍)ので残念と、案内の人が漏らしていました。

入場は、セキュリテイは厳しいけど、無料(日本の原爆資料館は広島も長崎も有料)。現地の専任案内人と一緒に所内を巡ります、全体で90分くらい。

まず、「働けば自由になる」という標語が掲げられた門(写真2)を入ると、整然と建物が並ぶ(写真3)。その一部が展示スペースとして使用(建物内は原則撮影禁止)され、例えば、種々の資料、写真類のパネル、収容者のメガネ、人毛、鞄、持参品などが大部屋毎にうず高く積まれている。なかでも子供、幼児の靴の山を見せられたときは、一瞬胸が締め付けられ、呼吸ができないくらいショックであった。

よくぞこんな悲惨の極みを、これでもかこれでもかと見せつけられ、最後にはガス室、焼却炉室に至る。

あるレポートには、

「ここ(アウシュビッツ)に来たからこそ分かることがあり、だから皆さんには、一歩踏み込んで考えてほしい」と書かれていました。それ以上に加えるべき言葉はありません。     (山本 信夫   記)

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写真1:130万人以上のユダヤ人などが連行された強制収容所

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写真2:「働けば自由になる」との標語を掲げた収容所入口

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写真3、4:収容所内部