名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

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前田・宮口・三山
フィンランド映画「希望のかなた」を観る

フィンランド映画「希望のかなた」を観る

最近はこのホームページも私の個人HPのように使って恐縮ですが、同窓の諸君の投稿が少ないので、その中継ぎと考えてご勘弁ください。

標題の映画は昨年12月に日本で封切されたものですが、ミニシアター系なので首都圏は渋谷、有楽町、横浜ぐらいしか上映されず、諦めていたのが今週から浦安のイクスピアリ―で上映されたので、今日観てきました。

内容は、2年ほど前に撮影されたようですが、シリア難民を扱ったものです。

写真2の兄、妹のアレッポにある住宅は空爆され、両親、弟が殺されたが本人たち2名は外出中で助かった。その後は新聞等で報道された通りのシリア難民の多くと同じで、苦労してヨーロッパに入国したが、途中で兄と妹がはぐれて兄のみポーランドからフィンランドに入国できた。

兄は、難民申請したが却下されシリアに強制送還と決まったが、逃亡して、フィンランドに定着を考えて苦労する話である。世間には貧しい人ほど親切で、援助施設で知り合ったイラク人に助けられ、この国で生活する努力をする。

フィンランドにも排他的な右翼に暴力を振るわれるが、写真1のレストランの経営者に助けられ、従業員にも受け入れられ、パスポートも偽造だが入手し、経営者の知人を通じて、EUのある国の難民施設にいる妹をフィンランドに迎えることが出来、難民申請への道筋も彼方に見え、希望を持てるようになったという映画である。

経営者も、離婚を考えていた妻とも仲直りし、彼も希望が出てきた。題材の通り「希望のかなた」となった。

写真1

 

 

写真2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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