上高地の大正池を描く際、二通りの描き方で行った。宮口さんから、絵を描くステップを示した方が面白いとアドバイスがあり、絵画教本の真似をして見ることにした。確かに、自分でも反省する過程がはっきりするのでやってみた。
先ず、庭園の写真。
2Bの鉛筆で下絵を描いた。
固有色を配色した。
暗い部分を中心に描き、全体の感じを創った。
これに樹木の枝を加える。
撮ったカメラが別の物なので色調が少し異なっている。この後。灯篭や枝周りの明暗に手を加えて最終仕上げに入る。
白金台、八芳園の紅葉 ファブリアーノ紙 P6号 2017/12/8
前田さん
今回の絵は作成ステップが理解できて興味深く良かったです。
最後に樹や詳細の輪郭を描く手法は多色刷り版画の主版摺りを最後にする方法もありますが似ていますね。
対象や作品のイメージで使い分けると面白そうですね。
12月8日 宮口