浦安市美術展には、ここ10年ほど毎年出品しているが、過去2回は奨励賞であったが今回は滑り込みで「佳作」を頂いた。出品作は7割は油絵、3割が水彩画(ガッシュやパステルも含むが)というところである。今年はコラージュ技法も取り入れ、アクリルジェッソでマチエールも作り、背景は不透明水彩、人形は不透明水彩とガッシュを加え、近景の果物類はガッシュを多用している。
照明のハイライトがあるので下記のオリジナル写真をご覧ください。
コラージュ、人形と静物 F20号 2016/03/30
照明のハイライトがあるので下記のオリジナル写真をご覧ください。
コラージュ、人形と静物 F20号 2016/03/30
前田さん「佳作」入選おめでとうございます。
公募展に積極的に出展されているようですが、見事な作品ですね。
コラージュとありますので新聞は貼り付けでしょうか?
不透明水彩でのバックと人形の色調は同じですが人形の方がより鮮やか感じでガッシュの効果が出ているのでしょう。リンゴの色もいいですね。
私の木版画は白黒モノトーンですが多色刷りをしている仲間もたくさんいます。透明水彩絵具を重ね独特の色調を出したり、不透明絵具等の混用で工夫をしているようです。
照明の加減で絵の色合いが変わるので写真撮影は何かと大変ですね。やはりオリジナル写真の方がよいように思います。我々の会の図録集を作る時に撮影担当者は苦労しています。
2016.11.15 宮口記
宮口さん
コメントありがとうございました。今回は、コラージュに挑戦。新聞や色紙を貼っています。これらの用紙に透明水彩が塗れないので、ガッシュ、即ち不透明水彩を使っています。又、下部に、透明のアクリルジェッソを適当に塗りたくり、乾燥すると思わぬ形のマチエール(絵肌)が出来ます。この上にはガッシュしか色付けが出来ません。これらは、教室で描く前に家で制作するので、教室で、先生が飾る人形、静物の構図を事前に知らないので、用紙を縦にするか横にするか等悩む時もあります。今回のやり方はミックスメディアというそうです。最近は、先生も、同じやり方では生徒も飽きるので苦労しています。 (前田記)