名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

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前田・宮口・三山
時代物小説3題を読む

時代物小説3題を読む

昨年のブログでも書きましたが、私が住む浦安市は全国で一番と言われるほどの図書館があります。財政的に豊富なのか新刊書が結構購入されています。大体週に3-4回ほど図書館に、月刊誌を3-4冊読みに行くし、パソコンで週2回ぐらい新刊書を検索して予約を入れておきます。人気のある本は1年以上も、大体3-6か月待ち位になります。忘れていた頃メールで貸出準備完了とのメールが届きます。

私は朝日新聞と東京新聞の書評で読みたい本を選んで予約を入れていますが。今回、予約入れていた本が10日ほどの間に相次いで順番が回ってきました。

1)「義貞の旗」

新田義貞と言えば、歴史の時間に少しは聞いた名前である。学校では鎌倉幕府末期に反乱を起こした位にしか習わなかったが、この本では、後醍醐天皇の南北朝創立への橋渡し的な立場で書かれている。大阪出身の私には、河内出身の楠木正成の活躍が描かれている時代ものなので興味をもって読んだ。

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2)「鬼神の如く」

黒田藩騒動の話である。昨年のNHKテレビで黒田官兵衛の登場となったので、皆さんもご記憶があるのではないかと思います。その3代目の時の黒田藩の話である、徳川幕府のお家廃絶策に如何に各藩が苦労して避けてきたかがわかる小説である。しかし、フィクションを交えて天草四郎の反乱に結びつけるのはどうかと思った。

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3)「真田幸村と真田丸の真実」

来年のNHK大河ドラマの先取り小説である。この本は上記2冊と違って新書本なのでボリュームが少ない。また、上記のようにフィクションを交えた小説ではなく、歴史学者が歴史の史実中心に纏めた本である。しかし、子供の頃から真田十勇士の本は読んでいるので、懐かしい名前が多々出てくる。ただ、結構、史実となると文献も残されていないようである。大河ドラマの脚本家は三谷幸喜ということなのでどのように纏めているか興味がある。本による幸村の存命説も義経と同じように多々あるようである。

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(2016/01/08  前田 和男記)

 

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