学生時代にはクラシックギターを始めた人がかなりいました。そして彼らは例外なく映画「禁じられた遊び」のテーマ音楽に挑戦したと思います。友人のなかには上手く弾きこなす人もいいて羨ましかったものです。
わたしは会社に入って独身寮に住んでいるときにギターを買って練習を始めました。そして工場の青年婦人部主催のダンスパーティーの、伴奏音楽のリズムを担当したりしましたが結局挫折しました。理由は明白です。不器用で指先を上手く動かせないことと絶対音感を持たないことでした。
それでも何とか弾けた?のが、タレガが作曲した「ラグリマ(涙)」でした。
現在思い出して聴くのは、イエペスが演奏する「アルハンブラの想い出―タレガ作品集」に収められているこの演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=zggNWE8agao
なお、ご承知のようにタレガの最も有名な曲はCD名が示す「アルハンブラの想い出」ですから、イエペスの演奏を聴くことができますが、村治佳織のそれを併せてご紹介してみます。
鈴木直久様
今回はギターの名曲の紹介ですね。有り難うございました。
ギター演奏に挑戦されたご経験がるとのこと、ラグリラは知りませんでしたが、失礼ながら挑戦しやすそうな曲ですね。
村治佳織の「アルハンブラの思い出」を動画の画面とともに楽しみました。
家内の兄(私より一つ若い)はロス・ベベドーレスというアマチュアのギターアンサンブルのメンバーで、毎年春に定期演奏会を開催しています。したがってこのギターの演奏会には毎年出かけ、かなりギターの演奏に興味を持つようにになりました。
ギターは独奏、合奏共にそれぞれ趣があり、奥の深さを感じる時があります。
今回ご紹介いただいたいずれも独奏ですが、演奏者の違いをもう少しよく聞いて楽しみたいと思っています。
2019年11月27日 宮口守弘記