名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

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前田・宮口・三山
カッコー鳥のはなし、2018年5月の日記より、井上

カッコー鳥のはなし、2018年5月の日記より、井上

鳥の話が、鈴木さん、前田さんと続いたので、私の、忘備録の中からカッコー鳥の話を取り出し投稿したいと思います。

 我が家のまわりには さすが安曇野 いろいろな鳥がやって来る。電柱、電線にとまり、朝早くから啼きだす。 やまばと、せきれい、シジュウカラ・・秋にはムクドリ、コガラ ・・・  その中でカッコーが一番気になる。啼き声はもちろんだが それ以上に気になるのは 我が家のそばに来てカッコー、カッコーと啼く日である。こちらへ来て1,2年は気がつかなかったが 毎年決まって5月25日になるとやって来て電線の上でカッコー、カッコーである。 12年経った今でも 決まって5月25日にやって来る。

従って 毎年この25日が近くなると 気になり今年はやって来て啼くだろうかと心配になる。

そして今年(2018)も5月25日に来てくれた。カッコー、カッコー ひと安心である。

俵 万智の短歌集のタイトルに サラダ記念日というのがあるが、私にとっての5月25日は 以来 カッコー記念日となった。 

この味がいいねと 君が言ったから 7月6日はサラダ記念日

カッコーが毎年この日に啼くから 5月25日は カッコー記念日

さらに2019年 令和元年の今年も カッコーが来てくれた。 令和元年5月26日 令和 初のカッコーの啼く声を聞くことができた。1日ずれたが。26日の朝6時半 畑で枝豆を植えているとき すぐそばの電線で啼いた。1日の誤差である。 とにかくこの事象は私にとっては不思議でならない。よくもまあ10年あまりのの長きにわたって 正確さを保ち 同じ場所で 同じ声で啼く。 カッコーと云う鳥は鳥の仲間ではあまり 評判の良くない鳥であると聞く。しかし私にとっては非常にいとおしく、あの啼き声は心のなかに沁みこんでいる。

                        以上 安曇野からの便りです。

 

 

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コメント

  • 鈴木直久 より:

    カッコウが毎年5月25日に初めて同じ場所に来て鳴いてくれるのはうれしいことですね。そして不思議ですね。自然に恵まれた故郷の安曇野に住む井上さんは幸せだと思います。
    カッコウの鳴き声は、昔出張した秋田県の能代の海岸でこの季節に聞いたことがあるだけで、身近で見られる鳥だとは思っていませんでした。
    因みに私が信州で見た野鳥は、白馬でのライチョウの親子、一昨年の同級会の帰途上高地でのコガラとキジバト、大正池でのオシドリおよび乗鞍でのホシガラスなどです。