名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

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前田・宮口・三山
D38長野会の想い出、矢田明

D38長野会の想い出、矢田明

山田様、井上様
D38会参加の皆様

過日のD38会長野会ではお世話いただいた山田様、井上様、ご参加された皆様には大変お世話になりありがとうございました。皆様の元気で活気に溢れる姿に接し私も元気をもらいました。早々にお礼を申し上げるべきところを今日になりましたこと深くお詫び申し上げます。
「皆さん元気で何よりです」これが第一の印象です。
「久しかる旧友との出会い“おうおうっ”と交わす言葉は昔のままに」
翌日、八方尾根のトレッキングに参加。八方池山荘から第二ケルンまでのなだらかな道と木道をゆっくりと登り行くも約45分頃、息があがってハアハアとなり道端で小休止する。

地元の女性二人が近くに来てやはり休憩する。聞いてみるとこの霧はしばらく続くが昼頃には上がるでしょうから慌てなくてよいとのことでした。回りを見ても霧、霧、無理して登っても白馬三山が見られなければなあとの思いと時間も左程ないことから多少後ろ髪を引かれながらもリタイヤすることにした。老人性慢性閉塞性肺疾患(COPD)の身にはどだい最初から覚悟の上のことであって第二ケルンあたりで景色を楽しめればよいわとの思いが現実となったと言えよう。(あとで聞くと素晴らしい景色が見えたとのことで残念)

八方池山荘近くのベンチで休んでいると井上、福田両氏が山荘からやって来た。おおと言うと「今から白馬ジャンプ競技場に行くから一緒に行かないか」と誘われ、二言もなく同行を願った。井上さんの運転で楽々競技場へ。見学者は少ないのにリフトは動いている。

「これが長野オリンピックのジャンプ競技場か、すごいなあ。」感動の一瞬である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リフトと階段を上り、ラージヒルの最頂上(スタート台)に到達するも高所恐怖症の方は下を見れないのではないかと思うほどの怖さを覚えた次第である。 因みにラージヒルの標高差は138m、全長385m、最大斜度37.5°とのことである。こんな怖いところを沙羅ちゃん達は滑り降りるのかと思うとその勇気に感服せざるを得ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八方尾根を上り白馬三山の映る八方池の景色を見る機会を逸した(霧は晴れて素晴らしかったことを友の写真で見る)が、ジャンプ競技場に上りその凄さを実感出来たことは何にも代えられない貴重な思いでとなろう。井上さん、福田さん、改めて感謝いたします。

白馬駅で松本経由帰路の面々と別れの挨拶し、一人長野駅行きの特急バスに乗車する。
白馬~長野駅間70分、料金1,800円、因みに松本経由長野行きの電車では約3時間
料金約4,500円であり、安くて早いアクセスである。これを教えてくれた前田さんに感謝いたします。何事も情報交換が大事であると認識する次第です。
長野では夕食に信州そばを肴に日本酒で一人乾杯する。翌朝、善光寺に詣でる。
現役の時、西国三十三カ所を巡ってみるかと思い立ち、第一番札所の青渡岸寺を訪れてから、途中何度も挫折していたが長野会のあることに奮起し、漸く第三十三番札所の谷汲山華厳寺を巡り終え満願を迎えることが出来ました。その御礼に善光寺に参ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実に約三十三年かかった大仕事となりましたが終活の一つが完了しました。
長野から北陸新幹線に初めて乗車し金沢で下車。金沢は現役時に直江津への出張時の帰りによく途中下車した思い出があるので賑やかになった駅、町を見たいとの思いです。
ビックリするくらいの変わり様です。外人を含め多くの人が行きかい、駅舎、デパートの賑わいも想像を絶するほどです。誠に新幹線効果は絶大と言えます。昼食に寿司とビールで乾杯したのち我家へと帰路につく。本当に楽しい信州の旅でした。皆さんに感謝します。

「三年後また会いましょと言いし君握ぎりし掌には熱き血流るる」

皆さん、元気で過ごしましょう。

草々

(2017/10/29    矢田記)

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コメント

  • 前田和男 より:

    矢田さん 善光寺の写真ありがとうございました。 私は栂池高原から1台早いバスで長野に着き、善光寺にお参りしようと考えたが予約の新幹線乗車まで1時間20分しかなかった。善光寺行きには徒歩片道30分とあり、バスは15分おきで所要時間10分とあった。タクシーも境内外の道までとあり、往復2時間ぐらいが必要と思い結局諦めました。 と言うわけで貴君の写真を眺めています。   (2017/10/30 前田)

  • 宮口守弘 より:

    矢田さん 先日はお疲れ様でした。すばらしい写真と文章を羨ましく拝見拝読しました。 私と生年月日が全く同じ矢田さんには何時も何かと一歩遅れをとっている感じですが、今回も素晴らしい体験をされ脱帽です。 福田さんから白馬からの車中でジャンプ台のすばらしさをスマホの写真と共に説明がありました。 今回の矢田さんの写真でそのことがよくわかり感謝しています。        2017年10月29日 宮口