折角京都に出かけるのだから、短い時間ながら記念に何処かへ行っておきたい、と思いいろいろ思案した。
一つは、大文字山登山、京都駅からだと、4時間近くはかかるようなので、断念。
二つは、三井寺や石山寺、思いの外、かなり不便で時間がかかることが判明。
三つ目は、近場の東寺。これに決定。
かかる時間の目安が立たないので、取り合えず近鉄で次駅東寺まで乗る、京都駅出て1分もせずに到着。それから西に300m位歩く。なにしろ人が多い、日曜日のせいかと思っていたら、門の中に入って分かった、縁日なのだ、そこら中テント、店など多し。
東寺ハイライトの金堂、講堂、大師堂や五重塔の近くまで入るには、南大門近くで入場料を払って(大人500円)入る。
五重塔(国宝)は高さ55mあり、日本の古塔中最高とのこと。かなり離れないとその全体の撮影ができない。
秀逸で驚嘆したのは、講堂。21躯の仏像が立体曼荼羅を形成している。しかもそのうちの16躯の仏像が国宝、5躯が重要文化財である。いずれも綺麗で立派で魅力的であって、近寄るとドキドキしてくる。その中心の白亜の壇上に大日如来さまが鎮座されているが、この像は、皮肉にも、国宝ではなく重要文化財とのこと。
いままで、京都駅から近くて何時でも行けると思い、見過ごしてきたが、今回参拝できてよかった、D38のおかげかもしれない。(山本 信夫 記)
五重塔
金堂
講堂
東寺の情報を興味深く読みました。
私は大谷本廟に両親の墓がある関係京都にはよく出かけるほうですが山本さんと同様近いのでいつでも行けると思っていて未だ行っていません。
次の京都への機会がある時に是非行ってみたいと思うようになりました。
6月27日 宮口 守弘