机の前に腰掛けてぼんやりしているときに昔のことをよく思い出します。
丁度30年前の1989年(平成元年)7月、南仏海岸のジュアン・レ・パン(Juan Les Pins)で開催された、国際火工品学会(隔年開催)に参加しました。
会場は市民ホールでしたから5日間、ホテルから徒歩で、途中にある小さな公園を通り抜けて会場まで往復しました。
公演内に容貌魁偉な男の、巨大な頭部ブロンズ像が建てられていました。台座にはSidney Bechetと刻まれています。彼は、ザ・ピーナッツが1959年頃に唄ってヒットした「可愛い花」の原曲(Petite Fleur)の作曲者です。
しかし、アメリカのジャズ演奏家のブロンズ像が何故そこに建てられたのかは分からずじまいでした。
今日(10月19日)そのことを思い出して、ネットで調べた結果次のことを知りました。毎年7月にそこで野外のジャズ・フェスティバルが行われているのです。
公園はSquare Sidney Bechetと名付けられています。そして懐かしい彼のブロンズ像の写真も見つけることができました。丁度30年振りに見る姿です。というのも、出張に持参したカメラが故障してシャッターを押せなかったからです。
写真で見る彼の容貌がよく再現されています。
閑話休題
滞在したホテルのロビーにはグランドピアノがおかれ、プロの男が演奏していました。夜、彼一人のときに、Petite Fleurをリクエストしましたが、聞き取ってくれないので、冒頭のメロディーをハミングしたら、直ぐに繰り返し演奏してくれました。
そして今日は、YouTubeで、ソプラノ・サックスによるベシエ本人の演奏、北村英治のクラリネット演奏、フランスの名女優ダニエル・ダリューのフランス語歌唱およびザ・ピーナッツのデュエット聴きました。
皆さんも聴いてみませんか。
鈴木直久さん
またまた、素晴らしい投稿ですね。今回も感心しながら拝読しました。観察力というか洞察力が鋭いのですね。そして記憶力も。
早速,YouTubeで聴きました。ベシェ本人かどうか不明ですがクラリネット演奏とザ・ピーナッツの歌声です。懐かしいです。
昨年の12月に投稿されたガルッピのピアノソナタ(ミケランジェリ演奏)も時々YouTubeで聴いています。良い曲と演奏です。
本当に興味の持ち方炊き方が広範囲にわたっていますね。
D39の竹林さんが貴兄の投稿を参考に挑戦し、美味しいご飯を楽しんでいるようです。
私は手抜きで、炊き上げ予約システムで6時間前くらいにセットし、その時、大量の氷を入れ入れてておきます。美味しいと自己満足しています。自分でご飯を炊くのは、釣行時の弁当のおにぎり用です。
2019年10月22日 宮口 守弘記