何の話かとびっくりされそうですが、3月9日(土)たまたまテレビの「NHK たすけて!きわめびと」という番組を見ていたらこのテーマが取り上げられました。
「きわめびと」は京都の米穀店の三代目の美人の女性で、五ツ星米マイスターの称号を持つ女性でした。
その説明は大変理に適っていて感心したので、早速試してみたら素晴らしい炊きあがりで「目からうろこ」でした。「ご飯が立っている」ことを実感したのです。
その番組を見た方やそのような方法を前から行っているお宅があるかもしれませんし、わが家はそんなことを知らなかったのかと思われては恥ずかしいのでずいぶん逡巡したのですが、一人にでもお役に立つことができれば、もって瞑すべしと考えてご紹介することにしました。
番組の内容は「NHK たすけて!きわめびと」を検索すれば見ることができます。
なお、画面をコピーすることができなかったので要点を手入力しました。それを添付してご参考に供します。
添付資料
NHK たすけて!きわめびと 2019年3月9日(土)
お米のおいしさ再発見!炊き方・選び方・保存法
五ツ星米マイスター 渋谷梨絵
<ご飯の炊き方>
・計量は“トントン”
1) 計量カップにあふれるくらい、お米を入れる。
2)5回ほど、トントンとカップを下に打ちつける。こうすることで、計量カップのなかの空気が抜けて、お米が隙間なく下につまる。
3)最後に、カップからはみ出たお米をすり切る。
・とぐではなく、洗う
1)水に入ったお米をやさしくかき廻す。
2)両手でお米を包み、優しく拝み洗いする。
3)水を替えながら3回繰り返す。
これだけで、米ぬかを十分落とせる。
・氷を入れて2時間浸水
とっておきの極意。お米は、冷たい状態で、およそ2時間近く(80分以上)浸水させると、吸水率が高くなる。吸水率が高いと、お米の芯まで水が浸透し、デンプンを分解する酵素が働いて、甘味がアップする。
炊き方は、水を入れる前に、米一合につき、氷を1個入れるだけ。
氷を入れた状態で、水の量を量り、お米の分量に合わせた目盛に合わせる。
炊き上がったら、しゃもじで十字に切ってひっくり返す。
<お米選びは甘味と粘り!>
この指標で食べ較べれば、自分の好みに合った品種を選びやすい。
(代表的なコメの品種16種類が甘さと粘りを指標としてチャート化してある。例えば、「ミルキークイーン」は、甘味、粘り共に非常に強い。「こしひかり」は甘味、粘り共に強い。「ゆめぴりか」は、甘味がやや弱く、粘りが強い。
「ななつぼし」は、甘味がやや弱く、粘りがやや強い。「あきたこまち」は、甘味、粘り共にやや弱い。「ささにしき」は、甘味、粘り共に非常に弱い。
渋谷さんは上記よりも多くの米を食べて判別できるそうだ。
<冷凍するなら“なる早”で>
ごはんを保存するには冷凍庫がおすすめ。
冷凍方法
1)食後ではなく、炊きたてのごはんを、直ぐに冷凍することがポイント。
2)1膳分(120グラム~150グラムぐらい)を、ラップに薄く広げて包む。
3)厚さは1センチほど。ぎゅっと押さずに、ふんわりと、包む。
ラップの上から、さらにアルミホイルで包むと、よりおいしくなるという)
解凍方法
ポイントは、2回に分けて解凍すること。
1)電子レンジの温め機能(700ワットほど)で、凍ったままのごはんを2、3分間解凍。
2)それを出して、一度茶碗に入れて、ほぐす。このことで、余分な水分がとぶ。
3)もう一度、さきほどのラップをかけて、茶碗を電子レンジに入れ、温め機能で、2、3分間温める。
以上
鈴木さん
投稿有り難うございます。
この番組を見たのですがしっかり見ていませんでした。
氷を入れるのと炊きたてを冷凍保存するのは記憶にあります。
鈴木さんの様にこんなに詳しく記憶できていませんので大変参考にになります。
拙宅はあまりご飯を食べませんが今度炊くときトライしてみます。
米の種類によって甘味や粘りがこんなに異なることも興味深いですね。
2019.3.15 宮口 守弘