皆さんは幕末に日本に来たオランダの蘭学医シーボルトについて知らない人がいないと思います。彼に娘がいて、しかも、西洋医学を身につけた女医だったことを始めて知りました。最もテレビで有名女優が演じた「おらんだおいね」というドラマが昔あったそうです。たまたま、図書館で毎月読む「選択」の3月号に紹介されていたので興味を持って図書館で2冊読みました。お陰で幕末の蘭学事情や医学事情がよくわかりました。
大村益次郎という有名な名前は幕末、明治の偉人として私も知っていましたが、イネさんとも交流があったそうです。
というわけで、ここに私が読んだ書物と本の前書きと後書きを紹介しておきます。(2018/05/08 前田記)
前田さんの幅広い読書力には何時も感心しています。今回もユニークな2冊の本の紹介、前書きと後書きでこれ等の本の中身が想像できました。2冊の内どちらのものなのかは判りませんでしたが。
シーボルトについては日本の植物について調査をし、ヤマアジサのシチダンカ(七段花)を六甲山で見つけ植物記に記載したが、しばらく見つからず幻の花とされていたということで彼の名を記憶していました。
彼の娘の話は小説としての読み物として面白そうですね。伝記ではなく小説ですのでかなり脚色もあるかと思います。
その意味で前書き、後書きを興味深く読みました。
2018年5月8日 宮口記