同居している娘が、残業もあり、女子会の付き合いもあり、日頃の疲れから週末はごろごろ転がっている日が多かった。家内は、「私はあんたの歳では毎朝早く二人の弁当をつくり大変だったのよ。」言ったり、私は、「お前の歳では、そんなに週2回も飲まなかったよ。」と小言をいうものだから、とうとう娘が、自立すると言いだし、自宅から5分のマンションに転居の手続きをしてきてしまった。年間２００万円も浪費になるので、無駄だと家内共々反対をしたのだが、まあかわいい子供には旅をさせろという格言もあるので、納得することにした。本当はもっとはやく、おめでた巣立ちをして欲しかったが、娘の親友4名の内、2名が子持ちの離婚、一人が、子供ができる前に離婚、まともに二人の子供を育て家庭を維持しているのが一人という現状に、これが、我々と違う世代かと思う昨今である。