名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

 管理者     
前田・宮口・三山
充実したシニアライフ(生き方、暮らし方、働き方)を送るためのセカンドキャリアプラン

充実したシニアライフ(生き方、暮らし方、働き方)を送るためのセカンドキャリアプラン

井上さんの投稿文中でご指名を受けたので、現在従事しているNPOにおける活動の一端をお知らせいたします。高齢化社会を迎える日本において、シニアの現実は、年金制度の改定など、我々世代では考えられない厳しさです。地方自治体からの要請を受け、講座を行う予定です。また、働く女性(男性よりはるかに厳しい環境を乗り越え、JMAM(日本能率協会)のパートナー・コンサルタントを務めている)の視点からの意見にご注目ください。

 

【その1】 講座:セカンドキャリアを考えるセミナー(生き生きと、生き、暮らし、働くシニアになるために今から準備しておくこと)

 

高齢化社会が進む中で可能な限り、生き生きと、生き、暮らし、働くためには、どのような準備が必要なのかを、個人ワーク・討議によりあらためて考える機会を作ります。 そして、社会保障制度だけに頼ることなく、求められ、社会貢献できる自立した人材となれるよう、また、充実したシニアライフ(生き方、暮らし方、働き方)を送るために、個々のセカンドキャリアプランを策定します。

 

1.自分のシニアライフ(生き方、暮らし方、働き方)をイメージする 

  • ■あなたにとっての「シニアライフ」はいつから? 1人1人違うはずです。
  • ■その「シニアライフ」で希望する生き方、暮らし方、働き方とはどのようなものか?

2.イメージしたシニアライフを送るための準備

  • ■理想的な生き方、暮らし方、働き方へのステップ
  • ■魅力あるシニアになるために
  • ■今後の計画作り(1年後、3年後、5年後、10年後等)

 

 

【その2】 働く女性の視点からの意見

 

基本的に、男性も女性も、今の社会や企業のシステムに沿って、今の自分や、そのまわりを取り巻く環境を見据え(独身なのか既婚なのか、子供がいるのかいないのか、育児をサポートしてくれる人がいるのかいないのか、お金は十分あるのか、介護の必要性があるのかないのか、将来の夢があるのかないのかなどもろもろ)その都度折り合いをつけるキャリアを形成していく必要があるということだと思うのです。 しかも、これは、予測していてもそのとおりになるわけでもなく、変化があるので、予定どおりに進めなくなったら、また変更しなくてはいけないということです。ただし、この変化の影響を受けるのが、どう考えても女性なので、単純に考えると、男性のキャリア形成は簡単で、女性は難しいと言え、よりサポートが必要と言えます。
この日本では、なんだかんだ言って、組織や国の働かせ方に合わせれば、男性が一家の収入源となり、女性がサポート的な役割を担い、結局子育て介護を一手に引き受ける状況となっていることが多いのではないでしょうか。奥さんが専業主婦で、子供も育ち上がり、自分が定年したあとの、また早期退職したあとの、セカンドキャリアをどうしよう・・・などとウロウロ考えてる男性は、「甘えんじゃねえ」「ふざけんな」「そんなものは、とうの昔から考えとけ!」と言いたいです(笑) 日本は、ジェンダー文化や信念が影響して、諸制度は理想論なので、そんなものに期待をしたり、不満を感じたり、改善を願う暇があるなら、現実を見て、今の自分の状況をよくよく理解してできる範囲のキャリア形成を考えることが妥当だと思うのです。
ただ、ゆっくりでも少しずつ変わっていく部分もあるので、そのプロセスで、男性も女性も、その時代の変化や流れに沿ってその変化に合わせて、また自分のキャリアを見つめ直し、修正していくことで、正しいキャリア形成や、このやり方が良いなどというものは無いと思っています。 中小企業で働く割合が多い日本では、ワークライフバランスや男女雇用均等を期待して動くのではなく、現実を見て自分のキャリアを作っていく必要があると思うのです。 社会人生活34年目の、キャリアを寸断され這い上がってきた女の独り言だと思ってください(笑)

 

井上さんからの引継ぎで、私も、同窓の皆さんの近況をお聞きしたいので、次回の投稿を肥塚淳次さんにお願いしたいと思います。

 (記 鎌田 彬)

講演ビデオ

下記はアップル、グーグル等のMP4の拡張子動画を閲覧できるソフトが搭載されているパソコン

下記はWMVの拡張子をもつ動画の閲覧のみできるソフトを搭載されたWindowsパソコン

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コメント

  • 宮口守弘 より:

    このところ大見さんから始まり井上さん、鎌田さんと次々リレー随想がつながってきつつあります。
    当初このHPを立ち上げる時にこのようなリレー随想形式の提案をしましたが時期尚早ということで自由投稿形式になりました。
    昨年暮れにリレ―随想にを始めることで先ずは大見さんの同意を得てスタートしたことは嬉しいことです。
    より多くの同級生の状況が判ることもこれからら一層大切なことのように思っています。
    前田さんへのお願いです今迄の投稿の一覧表(投稿年月日、タイトル、氏名)の作成が出来ないでしょうか。そこには次回のリレー随想者の氏名(現時点では肥塚淳次さんですが)も記載する。
    ご検討いただければ幸甚です。
    固定ページに「メンバー別投稿一覧」を作成しました。表示はアバタというマンガで表示していますが、投稿者名が判るようになっています。[meikoudai-d38]は管理人代表名です。(前田 記)