名工大 D38 同窓会

名工大 D38 同窓会のホームページは、卒業後50年目の同窓会を記念して作成しました。

 管理者     
前田・宮口・三山
09月

ブログへの国別訪問者リスト

「名工大D38同窓会」へ御訪問ありがとうございます。今回、セキュリティ強化の為に、ホームページのアドレスにセキュリティのSを追加しました。「https://meikoudai-d38.com」となりました。パソコン、タブレット、スマホ等でアドレスを保存されている方は、ご訂正お願いします。ホームページより更新のご案内を受け取っている方は、新規アドレスを起動して保存し直してください。   前田和男

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ホームページはWordPressで作成していますが、プラグインで統計情報をいろいろと分析して頂いています。訪問者数は毎日、サイドバーに表示されていますが、全世界の国別の訪問者を集計されたものを下記に抽出しました。ブログ内の写真を閲覧するだけでは、各国の言語は必要ありませんが、プラグインにある自動翻訳ソフトをブログ最上段に追加した為か世界各国の皆さんが訪問して下さっているようです。

他国語言語をサイドバーに追加した2020/01/05から2021/09/06までの各国からの訪問者は次の通りです。

D38HP国別の訪問者数
 

コロナブルーと近場散歩の花探し その10 紅葉(こうよう) 、三山

小生の寺院巡り散歩には下記の三つのコースがあり、各コースとも1週間にほぼ1度歩いています。

  • わが家 → 東漸寺 → 本土寺 → 小金城址 → わが家 歩き時間:1時間25分
  • わが家 → 東漸寺 → 根木内城址→ 本土寺 → 小金城址 → わが家 歩き時間:2時間
  • わが家 → 東福寺 → わが家 歩き時間:1時間

東漸寺、本土寺は週2回、東福寺は週1回訪ねているわけですが、3寺院とも古い歴史と広大な敷地があります。3寺の沿革と名物の花を紹介します。

東漸寺:浄土宗、1481年愚底運公上人により創建、モミジが有名、花はソメイヨシノ、シダレサクラ、アジサイなど。

本土寺:日蓮宗、1277年日蓮の弟子日朗により創建、アジサイ、モミジが有名、その他花はハナショウブ、ソメイヨシノ、フジ、ハスなど。

東福寺:真言宗、814年弘法大師空海により創建、サツキが有名、その他花はヤエザクラ、アジサイ、フジ、ボタンなど。

さて、今回のテーマは本シリーズ最後となる紅葉(こうよう)です。花探しならぬ紅葉探しです。当地の

紅葉のピークは11月下旬から12月上旬でかなり遅いです。写真1は東漸寺第1門前のモミジです。

この道をまっすぐ行くと第2門、第3門を経て本堂に達します。第1門から本堂までの150メートル、この道の左右にはモミジの木々が並び、鮮やかに紅葉しています。

写真2は同じく東漸寺の鐘楼付近のモミジです。写真右が鐘楼、左が寺務所の建物です。

 写真3は同じく東漸寺の墓地奥にある大イチョウの黄葉です。

 写真4は本土寺山門周辺のモミジです。右手の建物は豪華な山門です。

21世紀森の公園南地域「つどいの広場」には小川に沿って250メートルのモミジ並木があります。この並木の広場側と山側にそれぞれ道があり、モミジの前景と後景を見ることができます。モミジの見頃時期にはこの両道を歩きます。こうして撮った写真のうち、小生のお気に入りの写真3点、写真5、写真6、写真7を紹介します。

 

 

 これにて「コロナブルーと近場散歩の花探し」シリーズは終わりとなりました。前田和男様には長い期間、小生の拙い文書・写真を上手にご編集いただき、本ホームページにアップロードしていただきましたこと、心より感謝申し上げます。また、花写真選び、花名探し、花写真の提供など惜しみなく協力してくれた妻・蕙にも謝意を表します。

永らくのご高覧ありがとうございました。

以上

コロナ禍の “ 呟  き ”、矢 田  明

 新型のコロナが発生したと耳にしたのは確か2019年12月、中国武漢でSARS、MARSにもまさる重篤な新型肺炎が蔓延しつつあるとのことであった。その内容は秘密にされたためにたかが風邪の一種、時間がたてばすぐに収まるよとの受け止めに終始した結果、感染は拡大し今や手の打ちようもなくなって来ている。この約二年間マスク、手洗い、3密防止、酒の提供禁止、不要不急の外出自粛、リモート勤務,人流 抑制等々ストレスの高まりは想像に絶するほどである。つい人に当たり、要らぬ抗争から人の和・輪をも危なくしようとしている。そんなコロナ禍のなかの日頃の鬱憤、不平、不満をまとめて見ました。以下、私の“呟 き” を聞いてください。 

志村けんの死を悼む

 志村けんの死はあまりにも突然の出来事であり驚き以外の何物でもないと思うと同時にコロナウイルスの怖さを知らしめるものであった。大ファンとは言えないまでも国民的英雄である彼に対して陰ながら哀悼の意を捧げたいと思う。

 「バカ殿の大のフアンじゃないけれど志村けんの死悼みて止まぬ」

「“おいコロナ”おまえはなんと憎き奴 殿を殺すは大バカ者ぞ」

 この一件以来、知らず知らずに次の言葉が口からついて出るようになった。

「挨拶は“ご無事でしたかお大事に”コロナウイルス迫り来たれば」

 

感染していないかな?

 感染を防止するための手洗い消毒、マスク着用、3密防止の徹底を行っているといえどもやはり感染が怖い。慢性疾患を有する身としては常時観察が欠かせない。

「ウイルスに罹れば吾はイチコロよ肺の機能の弱きにあれば」

「朝一の水のうまさにほっとするコロナ感染無きを知り得て」

「コロナ禍に今朝の体調確かむる味噌汁の味匂いもよろし」

  幸いにして、味覚、臭覚に異常はなさそうである。今日も頑張ろう。

 

家族との日々

 感染防止のための3密防止、不要不急の外出自粛は親、子、孫であっても守らなければならない。普段なにごともなく会っていたものが会えなくなる寂しさは尋常ではなく、つい「呟き」となって出てしまう。

 「正月は孫に会えると躍る胸夢を砕きしコロナよお前」

「孫等来ず老いふたりでの静かなる普段のままの正月ひと日」

 「久々に孫・子の来しも屋外に五メートル離れ顔見せしのみ」

「感染を気遣う孫は近づかずスマホ使いて元気かと聞く」

 「孫来ない五月連休所在なし自転車駆りて憂さを晴らせり」

 

飲み会

 退職後は人と会う機会がめっきり少なくなったが、旧友、縁あって知り合えた友らとの交わりは老後に楽しみを与えてくれている。このささやかなの楽しみを奪うコロナは憎きものとして我を呟かせる。

 「飲み会の楽しみ奪うコロナ禍よ今日も独りし酒酌みおりぬ」

「久し振りちょっとイッパイどうですか否誘えないコロナ禍なれば」

「何時になるコロナ感染収まりて一杯飲みて騒ぐる時は」

 楽しく飲んで語らえる日が早く来ることを願って止まない。“きっと来る”しばらく静かに待つとしよう。

 

D38会

 D38会は昨年関東地区で開催される予定であったが残念ながらコロナ禍のため延期となった。その代償と言っては失礼だが前田さんの骨折りによりリモート会議(ZOOM)をすることになった。新しい技法による懇親もまた「楽しきものなり」と日頃の鬱憤を晴らしている。なお、私事ですが不要不急の外出自粛につき孫等との接点維持に利用させてもらっており感謝しております。

 「五年来温めて来しクラス会コロナ禍ありて苦渋の延期」

「巣ごもりの八十路の男集まりて慣れぬ手つきでZOOMに挑む」

「ズームへとアクセスすればなんとまあ懐かしき顔皆元気なり」

 

自然を愉しむ

 コロナ禍に関係なく春はやって来る、森の緑も鮮やかである。自然の営みに従うこともまた大事かと思っている。そこでこんな呟きが出てきた。

 

「春ですね気分一新靴を買うこころ晴れ晴れ巣ごもり解きて」

「巣ごもりで濁りし肺の奥底へみどりの空気どんと入れたり」

「梅雨晴れ間コロナ恐怖もなんのそのちょっとそこまでペダル漕ぎたり」

 春の楽しみはなんと言っても花、その美しさに見惚れ、こころを癒してくれる。

されどその楽しみも人出、人の流れがあってこそである。つい「呟き」が出る。

 花咲けどコロナ恐怖に客は来ず桜花びら寂しげに見ゆ」

「桜見は人混み避けて自粛せり小庭にひとり芝桜観る」

「コロナ禍の蔓延なるも菜の花は風に揺られて楽しげにいる」

「医療者に感謝示すや紫陽花の透き通るよに鮮やかなる青」

 

社会生活

コロナウイルスが蔓延すればつい外出をひかえ、巣ごもり生活を送ることになる。

必然的に人との付き合いが疎遠となり、孤立、孤独な生活を余儀なくされてしまう。

人との交わりの楽しさ、大切さを噛みしめている。

 「触れ合って大きく育つ人の輪もコロナ禍ありて思い任せず」

「コロナ禍に新聞チラシ少なくて朝の愉しみ奪われおりぬ」

「新聞にわが名を探す人のいる感染なしと応えやりたし」

「コロナ禍に春の最中の巣ごもりよ断捨離進むゴミ三袋」

 

 外出自粛、巣ごもりが高じてくると運動不足からか食欲不振となって気力まで失せてくる。その解消にと1時間余りの散歩を日課としている。

  私の居住する近辺はまだまだ田畑が多く自然に恵まれている。ある日、散歩中に異様なる風景に出合った。

 「秋晴れの刈田にカラス餌探すしかと保てるソーシャルディスタンス」

 

カラスもコロナが怖いか? 社会的距離をしっかり守っている。「ましてや人間においておや」と言うべきか。見習うべきことなり。

 

コロナ感染の防止はまずはウイルスに近寄らないことである。どんなに注意していても身近にはウヨウヨとしている。こんなことを考えて見てはどうだろうか。

 「窓からのコロナウイルスお断りアマビエ貼りて“不許入室”」

 

安全安心な世の中を

 コロナ禍が一日も早く収束して、安全・安心な世の中になることを願いたい。

そのための国民の社会的義務、責務の遵守は当然のこととして、感染防止のための 政府による科学技術の開発と促進、確固たる政策の立案、実行を切に願いたい。

「安穏に生きる平和のありがたさ許してならじコロナ蔓延」

「孫が来てぱっと明るく賑やかに巣ごもる部屋にバラが咲いたよ」

 

 家庭の平和、家族との楽しき日々、それはあまりにも平凡すぎて当たり前のことと思っていたかも知れない。その有難みを今になってつくづく感じるのは私ばかりではなかろう。早く収束してほしいものである。

皆さんも、心に貯まった鬱憤をパアツと吐き出してみましょう。

 

以下の句を参考に思うところを吟じてください。

     「呟く日 記憶の欠片(かけら)つないでる」

2020 滋賀県芸術文化祭 冠句部門の 特選 として採択されました。)

 (註) 冠句は、上5の詠題(「呟く日」)に対し中7、下5をつけて575とする。

 おわり